ライブロックQ&A Q. 海外産の天然ライブロックは今後輸入はできないのですか? HOME ライブロック Q&A Q. 海外産の天然ライブロックは今後輸入はできないのですか? Q. 海外産の天然ライブロックは今後輸入はできないのですか? 天然ライブロックは、ワシントン条約(CITES)附属書Ⅱに掲載されている石サンゴ目(Scleractinia)の未特定種(Scleractinia spp.)の扱いです。商業取引は禁止されていませんが、輸出国で数量制限と許可割り当てが課せられています。輸入する際には輸出国が輸出を許可した旨の証明書と事前の申請手続きが必要です。 天然ライブロックの主要産出国であるフィジーとインドネシアでは、2015年から輸出規制を開始し、天然ライブロックの国際取引量はかつての1/100まで激減しました。天然ライブロックの輸入は現在も必要な手続きをとれば可能ですが、今後は輸入される海外産のライブロックは天然採取から擬岩の人工養殖のものにかわると思われます。 関連記事 2021.10.10 2021.11.01 天然ライブロックCITES規制と国際間取引の終焉 現在、グローバルマーケットでは、天然ライブロックの国際間取引は、最盛期の10分の1にまで落ち込んでいるようです。日本でもライブロックは擬岩養殖へシフトするでしょう。 ※本稿は2021年10月10日に公開した記事に、その後の最新情報を追加してアップデートしたものです。(2023年7月2日) … ライブロックQ&Aにもどる